明日は旧暦の1月1日
新しい一年が始まる日
新月だ
今朝は時間があったので
マーラカオを作ってみた
夫の好物
材料を混ぜ合わせて、20分蒸しあげる
寒い朝に
暖かい蒸気が、
あったかい気持ちにしてくれる
ふたを開けると
ふわっと白い蒸気が視界をおおい、
まあるく膨らんだマーラカオがあらわれる
いいことがある
いい一年になる
そんな気持ちが
私のこころまであたたかく包んでくれた
優しい朝だった
明日は旧暦の1月1日
新しい一年が始まる日
新月だ
今朝は時間があったので
マーラカオを作ってみた
夫の好物
材料を混ぜ合わせて、20分蒸しあげる
寒い朝に
暖かい蒸気が、
あったかい気持ちにしてくれる
ふたを開けると
ふわっと白い蒸気が視界をおおい、
まあるく膨らんだマーラカオがあらわれる
いいことがある
いい一年になる
そんな気持ちが
私のこころまであたたかく包んでくれた
優しい朝だった
嘘には2種類ある
人を傷つけるための嘘と
人を傷つけないための嘘と
人を傷つけないための嘘は
時に後者は
相手だけでなくて
自分を傷つけないための嘘でもある
それを
White Lie
というそうだ
優しい嘘
でも、それも自分にとって、というだけで
相手がどう受け止めるかわからない
やっぱり嘘は、
どんな嘘もつかないことにこしたことはない
生きていくのにはお金が必要だ
でも、なぜお金が必要なのか?
手に入れたいものを手に入れるために買う
でも、欲しいものを自分で作れたり、できたりしたら、
お金はかからない
野菜を作れれば、野菜を買わなくてもいい
車を修理できれば、修理してもらわなくてもいい
そう、自分にできないことを
誰か(お店)にしてもらう
サービスの対価としてお金は必要なだけだ
私が幼いころ、
母はなんでも作ってくれた
服も、ごはんも、おやつも…
どうやら、我が家は貧しかったらしい
らしい、というのは、
自分はそんなふうに感じていなかったからだ
先日、お酒を飲んだ母がつぶやいた
家を買って、父が病気になって
あの頃が一番大変だったと
実家から届くお米や野菜にとれだけ助けられたかを
でも、私は
貧乏だと感じたことはなかった
足りないと思っことはなかった
それは、母が作れる人だったから
今、限られた収入のなかで
あれこれ考えると
あれが買えない、ちょっと我慢…
そんなふうに考えるけど、
同時に、作れないかな?とも思う
これならできそうってレシピを探して
作ってみる新しい自分がいる
これは、できることが増えるチャンスだ
お金持ちになりたかったけど、
お金持ちにならないほうがいいかもなって
ちょっと思った瞬間だった
初めて仕事をずる休みした
新卒から今まで18年
何度も行きたくないと思ったことはあったけど
私の中の小さな私がそれを許さなかった
だけどこの日、
初めて仕事をずる休みした
誰にも会いたくなかった
誰の話も聞きたくなかった
布団の中で丸まっていたかった
解決するわけでもなく
現実が変わるわけでもなかった
逃げたい時は逃げればいい
でも、逃げ続けることはできない
どこかで必ず向き合わなくてはならない
向き合う勇気とエネルギーをためるために
この日、私は逃げたんだ
そう、思うことにした
40歳までに1000万円ためて
第二の人生を考えようと思っていた
40歳からならまだ60歳まで20年ある
新しいことをはじめてことを成すのには
違う人生をスタートするのに
ちょうどいいと思ったからだ
そう思ったのは34歳
これから先も一人で生きていこうと思っていた時だった
ところが38歳、私は結婚をした
新しい道に私は後悔してはいない
私は第二の40歳からの人生を
新しい視点で考えるようになった
ひとりからふたり
今年その40歳を迎える
でも、あと10年
私のスタートは延期になったみたいだ
何かしらみんな不安を抱えていきている
持っている人は失わないか
持っていない人は足りないことを
こんなふうに考えてみた
私は全財産を失ったわけではないと
私ぐらいの年齢なら
マイホームを購入して、ローンを払っているとか
車を買って、ローンを払っているとか
子どもの教育ローンとか
何かしらお金を借りて過ごしている人がいる
もしかしたら退職金を最後の支払いのあてに
という人もいるだろう
そう、私もそれと同じ
使ってしまったと思うことにした
そしたら、あとはもう
なんとか支払いを終わらせて
また貯めればいい
人に流されるのが嫌いで
みんなと同じものを持つのがなんとなく嫌な私が
今は、
同じ人がいるということが
私の精神安定剤になっている
もし、今私が綴っているこのことばが、
誰かのそれになったらいいなと思った日だった
なんとかするしかない
目の前のことにガムシャラな時はいい
でもときに
プツンっと音がする
張り詰めていたものが切れる音
ダイエットにしても
仕事にしても
人間関係にしても
そういう時がくる
一回だけじゃなくて
立て直しても立て直しても
何度もやってくるかもしれない
またか…
全財産を失ってたと知ったときは
必死でこれからのことを考えるしかなかった
これを乗り越えたら、
ひと皮むけた新しい自分になれるかもしれないなんて
どっかで思っていたのかもしれない
でも
現実はそんなに甘くなかった
私の中のいろいろな感情が
突然あふれてきて、とまらなくなる時がある
この先は何があるんだろう
どんな私が待っているんだろう
どうにもならない感情に
どうしようもない自分自信さえも
それが自分なんだと思えるようになりたい
不安は不安をあおっていくだけだから、
夜に考えることだけは避けよう
今までの自分から
何かしら気持ちが変わったり
見た目や雰囲気が変わると
なんだか以前の自分を知る人と会うことか
こしょばゆいというか
緊張するというか
それがプラスの変化なら
最初の数分でそれも解消する
でも
それがマイナスな変化だったらどうだろう…?
経済的に今までどおりではなくなって
電卓を何度も何度もたたいては一喜一憂して
何かに誘われると苦しくなって
旅行の予定をキャンセルしなくてはならない
でもそれは
自分のプライドが邪魔してるだけ
断ることが申し訳ないとか
一緒に行けないことがつらいとか
それよりも
余裕ぶってた自分に余裕がなくなったという
ちっぽけなプライドが
自分が自分を窮屈にしてるだけ
さぁ、この壁を乗り越えることができるだろうか
満月の日に考えていたこと
手が届きそうで届いていないこと
できそうだけど、まだやっていないこと
そういうことに気持ちは向いていく
手にしたいと意識が向く
痩せたとき
今まで憧れていた著名人のファッションや暮らしを
手に入れたくなった
真似をしてもいい自分になれた気がした
着たくてもきれなかったデザインの服
入りたくても入れなかったセレクトショップ
SNSでコーディネートやスタイリング、日々の暮らしを
チェックする時間が増えた
ワンチャン
もしかするといけるかもしれない
そんな時のほうがよく深い
今、枠組みが限られるようになって
はなから手に入らないと思ったら、
急にそんな気持ちが引いていった自分がいることに気がついた
同時に、今手元にあるもので
十分に、こと足りていることに気がつけた
足るを知る
とは、こういうことなのかもしれない
二つ目のチャレンジに私は日めくりを選んだ
毎日1枚めくる
今までも何度かチャレンジしたことはあったけど
いつのまにか、
めくらないまま何日…何ヶ月なんてことも
でも、やりたかった
それは、
とても素敵な日めくりをいただいたから
そこには毎日名言と一緒に月が描かれていて、
月の満ち欠けのデザインがとても良いきれいだった
部屋に飾りたいと思った
毎日名言に触れて自分を鼓舞したかった
そこためには、毎日めくる必要がある
そこで私は考えた
毎日、これなら忘れない!
そんな方法を
それは、電気のスイッチの横に飾ること
私の部屋は北側だったから、
朝起きたらまず、電気をつける必要がある
もうそれは、私に染みついた自然な流れだった
そうすれば、必ず私の目に日めくりが目に入る
目に入れば、必ずめくる
習慣にするのは難しい
でも、すでにあるものに付け足すことなら
できるかも